こんな方におすすめ
- 中国に異動になって中国語を勉強しないといけない
- でももう40代だし習得できるか不安
- 遅くないかどうか心配。
この記事で分かること
- 中国語学習に遅いは存在しない話
- 中国語学習に遅いはないけどイージーモードでもない話
大家好。我是红莲。
こんにちわ。紅蓮です。
仕事をしていて中国に出向になったり、転勤になったりすることって中国に支社を構えている会社にはよくあることです。
そこで運がよく白羽の矢が当たった時には、上記のような中国語を学ぶのが遅くないかなという悩みを持ちやすいものです。
そこで今回は半年間で中国語の知識ゼロからビジネスレベルまで引き上げて、中国への在留経験がある紅蓮が中国語を勉強するのに遅いことはないというテーマでお話していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、中国語を勉強する手助けにしていただければと思います。
記事の信頼性

中国語学習に遅いは存在しない話

これはほかの言語習得の時にも言えますが、中国語学習をするのに遅いは存在しません。
というのも、必要になった時が学習する時だから。
例えば会社で40代の中堅社員になってくると異動もあります。しかし遅いがあるとそんな場所で話せなくなりますよね。
遅いというのは存在しません。
中国語学習がいまからじゃ遅く感じる理由3選
「そうはいっても中国語学習をするのに遅い感じがする」
上記のように思われるかもしれません。
その気持ちは分かります。
実際に僕自身も中国語を必要とされ、半年後に中国に行かなくてはならなくなったときに同じように思いました。
その理由はまとめると年齢のせいにするからですが、それには理由があります。
ここでは「中国語学習が今からじゃ遅い」と思ってしまう理由についてお話していきましょう。
理由は以下の通りです。
- 中国語学習が遅く感じる理由①:必要性の低下
- 中国語学習が遅く感じる理由②:学習速度が低下
- 中国語学習が遅く感じる理由③:体力の低下
- 中国語学習が遅く感じる理由④:気力の低下
それぞれ解説していきます。
中国語学習が遅く感じる理由①必要性の低下
中国語学習が遅く感じる理由の1つ目は、必要性の低下です。
というのも「仕事で行くんだから、仕事のことだけでOKじゃね?」なんて感じちゃうから。
実際僕は今まで500人以上にアンケート調査をしましたが、年齢がいくほど中国語の必要性を感じていないという結果が出ました。
必要性を感じられないと中国語を勉強しようとは思わないために、習得が難しいと思われがちです。
だから、勉強するのがむつかしく感じるのです。
中国語学習が遅く感じる理由②学習速度が低下
中国語学習が遅く感じる理由の2つ目は、学習速度が低下することです。
というのも必要性が感じられないから。
必要性を感じられない場合には、うまく話せるようになるという目的も感じられないため、学習速度が落ちます。
そのために学習速度がおそくなることから、中国語を勉強するのに遅いと感じてしまうのです。
中国語学習が遅く感じる理由③体力の低下
中国語学習が遅く感じる理由の3つ目は、体力の低下です。
というのも年齢が行くとともに、どうしてもトレーニングの機会が少なくなるから。
例えば20代は体力があっても40代はずっと座りっぱなしが多いので、体力が持たなくなってきます。
そのために体力が保てなくなり、中国語習得が遅く感じる理由となります。
中国語学習が遅く感じる理由④気力の低下
中国語習得を遅いと思ってしまう理由の4つ目は、気力の低下してしまうことです。
というのも体力が落ちてしまうから。
例えば、中国語を勉強するときに体力が保てないとやる気にならないということがありませんか?
このように体力が続かないと気力が持てなくなり、中国語習得が遅く感じてしまうわけです。
中国語学習は40代社会人からでも遅くはない理由4選
中国語学習は、40代からでも全然遅くはありません。
その理由は以下の通りです。
- 耳はいくつからでも鍛えられるから
- 始めると決めた時がはじめ時だから
- 言語は反復練習から
- 思考が伴えば学習速度が上がるから
それぞれ解説しましょう。
耳はいくつからでも鍛えられるから
中国語学習は40代社会人からでも遅くはない理由の1つ目は、耳はいくつからでも鍛えられるからです。
というのも、始めようと思った時が一番若い時だから。
確かに若い時に始めるとネイティブに、近い発音も手に入れられます。
しかし、中国語の勉強する目的は、相手とのコミュニケーションです。
つまり相手の言ってることが分かり、相手に自分の言っていることをわかってもらうこと。
そのためにはネイティブの発音は必要なく、考えの解釈の違いがなければ、問題ないです。
だから 中国語学習は40代社会人からでも遅くはないです。
始めると決めた時がはじめ時
中国語学習は40代社会人からでも遅くはない理由の2つ目は、始めると決めた時がはじめ時だから。
というのも、始めると決めた時が一番若いからです。
結構これはあるんですが、中国語を必要としているのに、中国語を学ぶかを迷うこと。
これは時間をどんどん使ってしまい、結果また歳をとってしまうことになります。
そうなると、学習時間がどんどん削られて行ってしまい、習得がむつかしくなります。
始めると決めたらガッツリ始めましょう。
言語は反復練習だから
中国語学習は40代社会人からでも遅くはない理由の3つ目は、言語は反復練習だからです。
というのも使う言葉を、日常使っているものでできているから。
例えば単刀直入という言葉も、習って使っているからすぐ出てくるわけですよね。
中国語も同じで使う頻度が上がれば習得は簡単です。
だから 中国語学習は40代社会人からでも遅くはないと言えます。
思考が伴えば学習速度が上がる
中国語学習は40代社会人からでも遅くはない理由の4つ目は、思考が伴えば学習速度が上がることです。
というのも、学習がうまくいくかは、物事を知っているか知らないかではなく、知ったことを活用してPDCAをうまく回せるかだから。
例えば你好という言葉もどんな時に使うのかを考え、そして使った結果どうだったのかを検証することで速度が倍増します。
でも知らないとまったく理論として成り立たないのでうまくいかないですよね。
そのため思考を伴えば語学の習得速度が倍増しますし、40代からでも遅くはないです。
中国語学習に遅いはないけどイージーモードでもない話

「中国語学習が40代からは遅くはない」というお話をしてきました。
ここまで読んだあなたは、

「そうはいっても難しいんじゃない?」
なんて思っているはず。
そうなんです。
割とハードモードです。
というのも日本語にない概念を覆して、戦わないといけないから。
例えばおなかがすいたという中国語「肚子饿了」の饿はウムラウトといって日本語にはない声の出し方をします。
そのために日本語で説明ができにくい表現になるので、結構ハードモードになりやすいのです。
中国語学習するのに遅いと感じる人に伝えたいこと【やるしかない】
とはいえ、そうはいっていても中国語に多く触れないと中国語は話せるようにはなりません。
中国語を学習するときに重要なことは、中国語を何が何でも話せるようになるんだという覚悟を決めてやるしかないことです。
語学は学びながら考えることが重要!!
多いのが、勉強を始めるといって気が付いたら3か月たっていたという人。
こういう人は中国語を学ぶためにいい方法を探しすぎです。
特に中国の職場に異動になる人にとっては、時間の使い方が重要なポイント。
中国語を期限までに日常会話を覚えられるかが重要ですし、1か月前になっていたという状況にもなりかねません。
そうなると本当に苦痛になるので、しっかりとやるしかないことは覚えておきましょう。
40代と遅くに始める人が中国語学習時に覚えておくべきこと4つ
遅くに中国語学習をするなら覚えておくべきことは、以下の4点。
- 時間を使う
- 基準を見直す
- 思考停止に気を付ける
- PDCAを回す
それぞれ解説していきます。
①時間を使う
40代と遅くに始める人が中国語学習時に覚えておくべきことの1つ目は、時間をつかうことです。
遅く始めた人が早く始めた人と渡り合うには時間を使うかしかありません。
というのも中国語を半年でビジネスレベルまで覚えるには質のいい中国語に如何にたくさん触れられるかという話になるから。
起きている時間をすべて中国語にフルコミットするくらいの勢いがないと半年で習得できるようにはならないです。
例えば、仕事をしていて時間がないということであるなら、起きている時間をフルコミットできるように引越しや転職を考えるようにするといいですね。
このようにフルコミットをするように考えてみるのが重要だったりします。
時間の使い方については、下記記事にて詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
》後発組でも問題なし!中国語初心者がうまくなるための時間の使い方【歴20年のプロが教える】
②基準を見直す
40代と遅くに始める人が中国語学習時に覚えておくべきことの2つ目は、基準を見直すことです。
というのも基準が低いと、中国語学習に甘えを許してしまうから。
例えば、以下の二人がいるとします。
- Aさん:中国語のリスニングを完璧に聞き取るように何度も何度も聞き直す性格
- Bさん:ポイントが聞き取れているのでいいやと聞き直さない性格
上記では全く基準値が違います。
確かにどっちのほうがいいのかというと、テストではBさんのほうがいいかもしれませんが、まず正しく単語を聞き取るというポイントからいうとAさんのほうがいいに決まっています。
このように基準値が全く違うとなかなか中国語習得に必要な耳が出来上がらないため、注意が必要なのです。
基準値の詳細に関しては、下記記事にて詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
》中国語がうまくなる基準値ってどのくらい?【歴20年のプロが教える】
③思考停止に気を付ける
40代と遅くに始める人が中国語学習時に覚えておくべきことの3つ目は、思考停止に気を付けることです。
よくいるのが思考停止で量をこなせば言葉を習得できると思っている人です。
しかしこれは超危険!というのも中国語には同じ発音の単語がほかに山ほどあるから。
例えば、簡単なものでは以下のものがあります。
- 是:~ですを意味する言葉。
- 事:出来事を意味する言葉。
- 市:市場を意味する言葉。
- 室:部屋を意味する言葉。
これらはすべて同じ発音で違う意味を持っています。
中国語での会話をする場合には文脈からどの単語のはずとあたりをつける必要があり、まちがっているとまったく別の意味になってしまいます。
そのために思考停止で話を聞くとまずいので気を付ける必要があるのです。
》【初心者向け】中国語を始めたてがよく陥る危険な思考停止の事項とは【放置は危険!】
④PDCAを回す
40代と遅くに始める人が中国語学習時に覚えておくべきことの4つ目は、PDCAを回すことです。
PDCAとは日本語で言うところの試行錯誤のことです。これは特に重要です。というのも、うまくならないから。
僕自身中国語と20年以上の付き合いで、カルチャークラブで中国語学習プログラムへの監修をしていたこともあります。その中で多くの生徒さんを見てきました。
年配でもうまくなる方は、PDCAをうまく高速に回すことにたけているんです。
例えば以下の通り。
発音がうまくいかない⇒じゃあCDの発音を何度も聞いて確認する⇒発音の回数を増やす
このようにどうしてうまくできていないのかというPDCAを回すのは非常に重要なことです。
PDCAをうまく回していきましょう。
PDCAの回し方に関しての詳細は、下記記事にて詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
》【初心者必見】中国語がうまくなるPDCAの回し方をプロが解説
まとめ|40代からでも中国語学習は遅くないし、学習すれば習得できる
お疲れさまでした。
ここまで40代からの中国語習得がうまくいかないと思ってしまう理由やできる理由についてお話してきました。
まとめると、40代からでも中国語学習は全然遅くないし、学習すれば習得できます。とはいえ結構ハードモードですよって内容でした。
中国語を勉強するときにハードモードになることを悪いこととしてとらえる人が多いように思います。遅くなればなるほどハードモードになるのは当たり前です。でもそこをあえてやるからペラペラに話せるようになったり知識が付きます。
「遅いからやめておこう」と考えずに、ぜひいい機会ととらえて中国語習得に挑戦してほしいと思います。
ってことで今回はこの辺で。
また次回に。